フィギュアスケートの浅田真央(20=中京大)が6日、名古屋市内で同選手のオリジナルブランド「MaoMao」を立ち上げた「豊匠(ほうしょう)」(本社・京都市)との商品化契約を発表した。同社は着物の製造などを行う会社。振り袖姿を披露した浅田は「色も柄もいっぱいあって迷いましたけど、赤がいいと思ってこれにしました。華やかな気持ちになり、いい記念になりました」。10日の成人の日を前に自ら選んだのは、大きな牡丹(ぼたん)の柄と赤を基調とした1点だった。

 「前に着物を着た時は七五三みたいと言われた。スケートの衣装とは違い、ややきついですけど着物ってすてきだなってあらためて思いました」。今後「MaoMao」は、着物だけにとどまらずスポーツウエアなどにも幅広く展開される予定で、「スケートに関連するものが出来ればうれしい」と浅田も目を輝かせていた。【坂祐三】