ソチ五輪代表の村上佳菜子(20=中京大)が、4季ぶりのGPファイナル(12月、バルセロナ)進出をたぐり寄せる。今日28日に開幕するフィギュアスケートのNHK杯(大阪・なみはやドーム)を前に27日、会見に出席。中国杯3位の村上佳は、目標のNHK杯初優勝を果たして、バルセロナ切符を手にする。

 村上佳は「GPファイナルにいきたい。確実なのは優勝。すべてを出し切れば、結果はついてくる」と口にした。女子のGPファイナル出場は6人中4人が決定。残り2枠をスケートカナダ3位の宮原、スケートアメリカ3位のグレーシー・ゴールド(米国)と争う形。優勝すれば無条件で進出できるだけに「たくさん練習した。納得の演技をしたい」と意気込んだ。