スーパーGT第5戦は10日、静岡・富士スピードウェイ(1周4・563キロ)で66周の決勝が行われた。台風の影響でレース進行が約1時間遅れる中、GT500は予選6番手だったウイダー

 モデューロ

 NSX

 CONCEPT-GTの山本尚貴、フレデリック・マコビッキ(フランス)組が優勝した。

 レースは序盤と終盤の強い雨によってセーフティーカーが導入される展開となったが、9周目にトップに立った山本組が集中力を切らさず走りきった。相棒のゴールを見届けた山本は「ドキドキしましたけどフレッドなら必ず帰ってきてくれると、何の心配もしなかったです」。マコビッキも「ナオキのリードを引き継いで重圧はあったけど、勝てて良かった」と話した。

 GT300ではSUBARU

 BRZ

 R&D

 SPORTの佐々木孝太、井口卓人組がポール・ツー・ウインで優勝。佐々木が「こんな難しいコンディションの中、井口がちゃんと走ってくれた」と話すと、井口は涙ぐんでいた。