一年納めの大相撲九州場所（１１月１３日初日・福岡国際センター）の新番付が３１日、日本相撲協会から発表され、琴奨菊が新大関、豊真将が新三役で小結に昇進し、新入幕も５人誕生するなど真新しい顔触れとなった。

　大関、三役、幕内、十両で新昇進力士が出たのは、白鵬が新大関だった２００６年夏場所以来。

　琴奨菊は４年ぶりの日本人の新大関で、魁皇（現浅香山親方）が引退した名古屋場所以来の４大関に戻った。豊真将は年６場所制で４番目の年長となる３０歳６カ月での新三役。妙義龍、松谷改め松鳳山、佐田の富士、碧山、剣武が新入幕となり、新十両は徳勝龍、旭日松、勢の３人だった。