大相撲初場所を最後に引退した人気力士、元小結高見盛の振分親方が10月6日に引退相撲を開催することが31日、分かった。日本相撲協会関係者によると、既に会場の東京・両国国技館を仮押さえしている。

 振分親方はこの日、国技館で相撲協会の評議員会に出席。親方としての初仕事で、引退後に急いで用意した冠婚葬祭用のスーツを着た姿はぎこちなく「全部が初めてのこと。何をしても落ち着かない」と額の汗を拭いた。

 あいさつ回りなどで慌ただしい日々が続くが、週明けの2月4日にも親方として東関部屋の稽古場に立つという。