<大相撲初場所>◇14日目◇24日◇両国国技館

 右膝を痛め10日目から休場していた、西前頭4枚目の常幸龍(26=木瀬)が、この日の土俵から復帰。同2枚目の勢(28=伊勢ノ海)を押し出しで破り、5勝目(6敗3休)を挙げた。

 7日目には横綱日馬富士(30=伊勢ケ浜)を逆転の突き落としで下し金星を挙げた。だが痛めている膝を悪化し休場。休んでいたこの4日間は「モヤモヤして悔しい気持ちでいた。きのう(体を)動かしてみて大丈夫だったので、勝っても負けてもいいから出ようと思った」と決断した。「ちょっとだけ恐怖心はある」と言いながらも「出るからには2つ勝ちたい。下がるのはダメだから、とにかく前に出る」と千秋楽も勝利で締めくくる決意だ。