大関日馬富士(25=伊勢ケ浜)が27日、心臓病に苦しむモンゴルの子供たちを救うボランティアのために母国モンゴルへ帰国した。来月上旬に日本医師団4人と合流し、検診活動を支援する。医師団の現地活動費約50万円を援助する日馬富士は「ボランティア、頑張ってきますから」と笑顔で話した。

 当初は医師団約20人で手術も行う予定だったが、医療機器に不具合が生じたために今回は検診のみとなった。関係者によると「(日馬富士も)残念がっていました」という。日馬富士はNPO法人「ハート

 セービング

 プロジェクト」の活動に参加し、これまでも同じく心臓病に苦しむ日本の子供たちの慰問などを積極的に行ってきた。来月3日に再来日予定。