大相撲の横綱白鵬(25=宮城野)が、プロ野球元阪神の赤星憲広氏(34)に刺激を受けた。6日、テレビ番組収録で都内の部屋で同氏と対談。「(赤星氏は)打って良し、守って良し、走って良しの野球の見本。力だけではないところは相撲に通じる。自分も突き、押し、寄りと見本になる相撲を取りたい」と力説。夏場所(9日初日、両国国技館)での3拍子そろった取組を誓った。時津風部屋で出げいこし、さまざまな取り口を試しながら20勝1敗と好調だった。横綱とキャッチボールした赤星氏も「球がピッと来る。何でもできるアスリート」と身体能力の高さに驚いていた。