日本相撲協会が春場所の開催準備などのため、大阪府立体育会館に1月末に設置した大阪先発事務所が28日、業務を終了した。事務所の看板を外した春場所担当部長の北の湖親方(元横綱北の湖)は「今年は相撲ができなくて残念に思う。ファンの皆様にはご迷惑をおかけした」と話した。中止決定以降はチケット回収を始め、約92%が終了。相撲案内所(相撲茶屋)への補償については現在交渉中という。また同親方は4月1日の臨時理事会で厳罰が予想される弟子の清瀬海について「そのことは話せない」とだけ語った。