<東都大学野球:立正大1-0国学院大>◇第6週初日◇13日◇神宮

 首位に立つ立正大は、今季2度目の先発となった南昌輝投手(3年=県和歌山商)が国学院大を5安打で完封して先勝した。

 南が今季2度目の先発でリーグ戦初完封を飾った。7回にこの日最速の149キロを記録するなど終盤まで球威が衰えず、要所でのフォークも効果的だった。今春の国学院大との3回戦に先発したが、延長14回の接戦の末に敗れ、チームはその後最下位となった。責任を感じていたエースは「春が終わってから、ずっと国学大を意識してました。1点差の緊張感を楽しめました」と満面の笑みだった。