今年春の北海道大会覇者、北海が3年ぶりの南大会切符を手にした。

 札幌琴似工を9-0の7回コールドで退けた。1回裏1死二塁、3番丹野涼介三塁手(3年)が左越え2点本塁打を放ち先制。6回裏1死三塁には左前適時打でさらに打点を挙げ、2安打3打点の活躍だった。

 夏甲子園全国最多タイ35度出場の強豪は2年連続で夏地区初戦敗退を喫していた。ナインにとっては入学後初めての南大会。鎌仲純平主将(3年)は「自分たちの野球をやれば勝てる」と先を見据えていた。