高崎東がエース田村桂大投手(3年)の粘投で4回戦へ進出した。

 3回までに4点先取するも、6回裏に1点を返され、9回裏2死から四球と安打などで1点を失った。それでも「味方が点を取ってくれていたので楽に投げられた」と落ち着いた投球で完投した。

 試合後、ベンチに座ろうとすると右足がつってチームメートに抱えられながら引き揚げた。木村公則監督(47)は「苦しい戦いでした。今日は田村でいくと決めていた。粘り強くしのいでくれた」とエースの活躍をたたえた。