履正社のエース寺島成輝(3年)は3安打12奪三振の快投に「いいピッチングができた。人生で一番うれしい」と自身初の甲子園出場を決め、白い歯をのぞかせた。

 打線も全員安打を記録。15安打12点と攻撃の手を緩めなかった。

 激戦区の大阪を危なげなく勝ち上がり、甲子園大会でも優勝候補と目される。今大会2本塁打を放った2年生4番の安田は「日本一になって最高の夏にしたい。チャンスはある」と頂点を見据えた。