宇部鴻城(中国・山口)がサヨナラ負けで、初戦で姿を消した。

 3回表で5-1とリードも4回に追いつかれ、中盤以降は追加点を奪えず。9回1死満塁の勝ち越し機を迎えたが、海田一斗外野手(1年)荒武悠大内野手(2年)が連続三振で得点できなかった。その裏に2番手の荒武がサヨナラ打を打たれた。

 前回14年の出場時も、同じ北海道勢の東海大四(現東海大札幌)にコールド負け。荒武は「(救援の)準備はできていましたが、9回は自分の力不足です。表のチャンスで打つこともできなかったし。もっとまっすぐを磨いていきたい。自分の1番自信のある球ですから」と次への課題を語っていた。