打線が活発な安田学園が5-1で東京実を破った。

 1-0で迎えた3回、4連打などで3点を追加し試合の主導権を握った。「3番左翼」で先発出場した渡辺孝栄外野手(3年)は、3回無死一塁から右翼へ適時二塁打を放つなど5打数4安打とチームを引っ張った。「自分の結果を気にせず、つなごうとした結果です」と笑顔を見せた。

 次戦は15日、神宮球場で第2シードの上野学園と対戦する「つないでくるイメージ。チームスローガンの『犠牲精神』でみんなが役割を果たせれば勝てると思います」と話した。