山梨学院が夏3連覇に王手をかけた。

 プロ注目の左腕垣越建伸(3年)を温存も、先発鈴木博之(3年)が4回1死から二塁打と暴投で1点を先取された。だが、5回に栗田勇雅捕手(1年)の同点ソロアーチで流れを変えた。その裏から垣越が登板。自己最速146キロをマークして散発2安打8奪三振の好投を見せるとともに、打線も終わってみれば計12安打を放って快勝した。「マウンドに上がる準備はできていたし、ゆったりと投げられた」と左腕エースは会心の笑顔をのぞかせた。