初出場の誉(愛知)・林山侑樹主将(3年)が令和初となる選手宣誓を行った。

「宣誓。平成が終わり、令和という新しい時代を迎えました。平成の歴史を振り返ると、決して平たんな道のりではありませんでした。夏の甲子園も多くの困難を乗り越え、偉大な先輩方がつないでくれたおかげで101回という新たなスタートを切ることができました。

そして、多くの人に支えられ、大好きな野球ができることに感謝し、たくさんの思いが込められ、重く、輝くバトンを託された私たちは、この101回目の大会を記憶に残る大会にすることを誓います。

令和元年8月6日、選手代表、誉高校主将、林山侑樹」

よどみなく、1語1語ゆっくりと話し、無事に大役を終えた。3日の組み合わせ抽選会で立候補した19人の主将による抽選で、大役を引き当てた。開幕試合も引き当てていた。

前日も30分ほど、宣誓の練習を繰り返した。夜11時には床に就いたが、緊張のあまり1時間ほど寝付けなかったという。この日は朝4時半に起床。朝食前にも宣誓の練習をした。開会式前には「選手宣誓が完璧に決まれば、(開幕試合を戦う)チームも乗ると思う」と、意気込みを口にしていた。