昨夏準優勝の東海大静岡翔洋が、2004年夏以来18年ぶりの甲子園に向けて好発進した。

2回に江田和明内野手(3年)の右犠飛で先制するなど、序盤から攻め立て12安打8得点。エース左腕の大村虎良(とら、3年)も7回を4安打無失点と好投した。投打ががっちりかみ合い、8-0の7回コールドで飛龍に快勝。昨年9月に就任した森下倫明(みちあき)監督(57)の夏初陣を勝利で飾った。公式戦初となる7回のソロ本塁打を含め、2安打3打点の江田は「チームの売りは打撃。自分たちの野球ができた」とうなずいた。

17日の2回戦では、相良と対戦。指揮官は「もう少し、ライナー性の打球を心がけさせたい」と修正点も挙げた。