花巻東の2年生スラッガー佐々木麟太郎内野手の夏初戦は、3打数無安打1四球だった。ここまで現巨人の岡本和真(智弁学園)に並ぶ高校通算73本塁打をマークしているが、初戦は本塁打数を上乗せすることはできなかった。

第1打席は1回、いきなり無死一、二塁のチャンスで回ってきた。カウント1-1から右翼前方へのフライとなったが、二塁手が捕球。二塁走者はタッチアップで三塁に進んだ。続く4番田代の犠飛で、花巻東が1点を先制した。

第2打席は3-0とリードした3回先頭、この回からマウンドに上がった右腕清水と対戦した。4球目の129キロをフルスイング。弾丸ライナーで右翼への大飛球を放ったが、惜しくもファウルとなった。フルカウントから四球で出塁。1死後、5番小沢の2ランで4点目のホームを踏んだ。

第3打席は5回先頭。初球の高め直球を強振するも、右翼定位置やや後方のフライに倒れた。

第4打席は7-0と大きくリードした6回2死三塁の好機。3番手のサイド右腕菅原の初球114キロを打って右飛に終わった。

試合は、7回コールドの7-0で花巻東が快勝発進した。

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