鶴岡東(山形)の武田虎白(こはく)外野手(3年)が、左肩の脱臼のため初回から緊急交代した。

さらに、5回に代打で登場した盈進(えいしん、広島)の神垣玲旺(れお)内野手(2年)も、一塁を駆け抜ける際に一塁手と接触。ともに担架で運ばれる事態となり、1試合に2度もアクシデントが発生した。

鶴岡東・武田は「1番中堅」でスタメン出場。1回に先頭で遊撃への内野安打で出塁し、その後1死一、二塁となり、武田は二塁走者になった。4番前田の打席で、盈進の先発、向井勇(ゆうき)投手のけん制球が左肩に直撃。武田はその場でうずくまり、臨時代走に土屋奏人捕手(3年)が送られた。

盈進の神垣は、1死一、二塁で代打登場。それぞれ走者を進める投ゴロに倒れたが、一塁ベース付近で鶴岡東の一塁手、前田と交錯した。後頭部を強打し、試合中に病院へ向かった。

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