21年と同カードとなった決勝は打撃戦が予想される。

DeNA三浦大輔監督(49)の母校で、60年ぶりの夏の聖地を狙う高田商は準決勝まで1試合平均11・75得点。1年夏からレギュラーの1番東口虎雅(たいが)外野手(3年)が打線を引っ張る。

対するは、春の近畿王者の智弁学園。準決勝までの1試合平均は10・75得点。強打者の松本大輝外野手(3年)や、投手と遊撃手の二刀流で活躍中の中山優月内野手(3年)、準々決勝から2試合で3本塁打と好調の高良鷹二郎(こうら・ようじろう)捕手(3年)を中心に、どこからでも点が取れる強力打線が持ち味。現阪神の前川右京(20)を擁して全国準優勝した21年以来、2年ぶりの夏の聖地を目指す。