八戸学院光星(青森)がノースアジア大明桜(秋田)との東北勢対決に快勝し、2年連続の初戦突破を果たした。3回戦進出は4年ぶり。青森県勢の秋田県勢との対戦は甲子園では初めて。今春の東北大会では準決勝で両校が対戦。8-5で八戸学院光星が逆転勝ちしていた。

0-0で迎えた5回、1死二、三塁から1番砂子田陽士外野手(2年)の中前適時打で2者生還。さらに3番中沢恒貴内野手(3年)の左中間を破る適時二塁打で計3点を先制した。7回には2死一、二塁から5番藤原天斗捕手(3年)が左越え3ランを放った。8回にも犠飛で1点を加えた。

守っては2年生左腕の洗平比呂が4安打で完封した。序盤から制球に苦しんだ。3者凡退は7回だけ。それでも決定打を許さなかった。父竜也さんは元中日投手。2歳上の兄とは昨夏そろって甲子園で登板した。今夏は兄が付けたエースナンバーを引き継いで甲子園に戻ってきた。

八戸学院光星は3回戦で文星芸大付(栃木)と対戦する。

ノースアジア大明桜は6回まで毎回走者を出しながらあと1本が出ず。2年ぶりの白星はならなかった。