U18ワールドカップ(W杯)。日本は米国を4-3で破り3連勝。B組単独トップに立ち1次ラウンド突破へ大きく前進した。先発の大阪桐蔭・前田悠伍投手が6回途中まで無失点の好投。7回にリリーフ陣が1点差に迫られたが逃げ切った。


日程と結果



チーム
日本
米国

※7イニング制

【日】前田、安田、木村、森

詳細速報


試合経過

【日本1回】

1番寺地が右前安打。2番山田が送って1死二塁。3番緒方は死球。4番小林は投ゴロ。2死一、二塁。5番森田の左中間を破る適時三塁打で2点を先制

【米国1回】

日本投手は前田。左飛、右前安打、左飛、三ゴロで無失点


【日本2回】

8番尾形は左飛。9番橋本は二ゴロ。1番寺地は中前安打。2番山田は四球。3番緒方は左翼線へ落ちる大きな当たりもわずかにファウル。打ち直して三ゴロに倒れ無得点

【米国2回】

日本投手は前田。三ゴロ、143キロで三振、中前安打、スライダー見逃し三振で無失点


【日本3回】

4番小林は三ゴロ。5番森田は右飛。6番丸田は遊ゴロ

【米国3回】

日本投手は前田。141キロで空振り三振。116キロで空振り三振。遊ゴロで3者凡退


【日本4回】

7番知花は遊ゴロ。8番尾形は左飛。9番橋本は三振

【米国4回】

日本投手は前田。先頭の3番打者が遊撃後方へフライ。遊撃の小林と左翼の橋本が激突し捕球できず。記録は二塁打。無死二塁のピンチ。4番は投ゴロ。二塁走者飛び出し挟殺プレーで二塁へ戻る。打者走者も二塁へ。塁上に2人。まず打者走者がアウト。優先権がある二塁走者が離塁したためタッチして2アウト。当初は1点入りなおも無死二塁のジャッジだったがリプレー検証の結果2人アウトに。5番は三振で無失点

日本対米国 1回表日本2死一、二塁、左中間へ適時三塁打を放ちガッツポーズの森田(撮影・保坂恭子)
日本対米国 1回表日本2死一、二塁、左中間へ適時三塁打を放ちガッツポーズの森田(撮影・保坂恭子)
日本対米国 4回、激突した小林(中央)と橋本のもとに集まる日本スタッフ(撮影・柏原誠)
日本対米国 4回、激突した小林(中央)と橋本のもとに集まる日本スタッフ(撮影・柏原誠)

【日本5回】

1番寺地は遊ゴロ。2番山田は四球。3番緒方は中前安打で一、二塁。4番小林の中前安打で1死満塁。暴投で3-0とした

【米国5回】

日本投手は前田。投ゴロ。122キロスライダー空振り三振。左飛で3者凡退


【日本6回】

2死から9番橋本が中前安打で出塁。けん制悪送球で三進。1番寺地の中越え適時二塁打で4-0

【米国6回】

日本投手は前田。三振、三振で2死。2番クリエルに左越え二塁打。ここで前田は降板。投球数は84。2人目の安田が登板。安田が魔球チェンジアップで後続を空振り三振に仕留め無失点


【日本7回】

3番緒方が四球。4番小林が送って1死二塁。5番森田は二ゴロで2死三塁。6番丸田は遊飛で無得点

【米国7回】

日本投手は安田。2死一、三塁で木村にスイッチ。暴投で1点を返され、さらに8、9番に連続適時打され1点差に。4人目の森を投入。最後は三振に仕留め1点差で逃げ切った。

日本対米国 7回裏米国2死一、二塁のピンチを三振で切り抜けて勝利し、ガッツポーズの日本・森(撮影・保坂恭子)
日本対米国 7回裏米国2死一、二塁のピンチを三振で切り抜けて勝利し、ガッツポーズの日本・森(撮影・保坂恭子)

日本対米国 うちわを掲げる日本のファン(撮影・保坂恭子)
日本対米国 うちわを掲げる日本のファン(撮影・保坂恭子)
日本対米国 丸田のボードを掲げる日本のファン(撮影・保坂恭子)
日本対米国 丸田のボードを掲げる日本のファン(撮影・保坂恭子)
日本対米国 試合前練習で選手に声をかける日本の馬淵監督(撮影・保坂恭子)
日本対米国 試合前練習で選手に声をかける日本の馬淵監督(撮影・保坂恭子)
日本対米国 試合前練習で使用したボールを返す丸田(撮影・保坂恭子)
日本対米国 試合前練習で使用したボールを返す丸田(撮影・保坂恭子)
日本対米国 先発し力投する日本・前田(撮影・保坂恭子)
日本対米国 先発し力投する日本・前田(撮影・保坂恭子)
日本対米国 力投する日本先発の前田(撮影・柏原誠)
日本対米国 力投する日本先発の前田(撮影・柏原誠)
日本対米国 日本先発の前田悠伍(撮影・柏原誠)
日本対米国 日本先発の前田悠伍(撮影・柏原誠)
日本対米国 1回表日本2死一、二塁、左中間へ適時三塁打を放った森田(撮影・保坂恭子)
日本対米国 1回表日本2死一、二塁、左中間へ適時三塁打を放った森田(撮影・保坂恭子)
4回、激突した小林(右)と橋本は守備位置に戻る(撮影・柏原誠)
4回、激突した小林(右)と橋本は守備位置に戻る(撮影・柏原誠)
日本対米国 4回裏無死二塁、挟殺プレー後にタイムを要求する日本の緒方(右)と前田(撮影・保坂恭子)
日本対米国 4回裏無死二塁、挟殺プレー後にタイムを要求する日本の緒方(右)と前田(撮影・保坂恭子)
日本対米国 4回裏米国無死二塁、挟殺プレーについて話す日本の左から橋本、丸田、知花(撮影・保坂恭子)
日本対米国 4回裏米国無死二塁、挟殺プレーについて話す日本の左から橋本、丸田、知花(撮影・保坂恭子)
日本対米国 4回裏無死二塁、挟殺プレーの判定について球審に話す日本の馬淵監督(撮影・保坂恭子)
日本対米国 4回裏無死二塁、挟殺プレーの判定について球審に話す日本の馬淵監督(撮影・保坂恭子)

日本スタメン

1(一)寺地=明徳義塾

2(三)山田=仙台育英

3(二)緒方=横浜

4(遊)小林=広陵

5(指)森田=履正社

6(中)丸田=慶応

7(右)知花=沖縄尚学

8(捕)尾形=仙台育英

9(左)橋本=仙台育英

先発P 前田=大阪桐蔭


高校日本代表メンバー

【イラスト】U18日本代表メンバー
【イラスト】U18日本代表メンバー

B組勝敗


チーム日本米国オラパナベネスペ
日本330
米国321
オランダ321
パナマ312
ベネズエラ312
スペイン303


A組勝敗


チーム台湾プエ豪州チェ韓国メキ
台湾330
プエルトリコ220
豪州312
チェコ101
韓国101
メキシコ202


大会方式

【組み分け】

A組=メキシコ(3)韓国(4)台湾(5)オーストラリア(9)プエルトリコ(13)チェコ(15)

B組=日本(1)米国(2)ベネズエラ(6)オランダ(7)パナマ(11)スペイン(21)

※()は世界ランク

【レギュレーション】

木製バットが用いられ、1試合7イニング制。8回からタイブレークを採用(無死一、二塁から開始)。1次ラウンド(R)はA、B各組6チームで総当たり戦。各組上位3チームがスーパーRに進出する。1次Rで対戦した同組勝ち上がりチームとの対戦成績を持ち越し、計5試合分で順位決定。上位2チームが決勝へ、3、4位は3位決定戦に進む


日程

【イラスト】U18W杯日程&結果
【イラスト】U18W杯日程&結果