宿敵・米国戦でアクシデントが起きた。

4回、米国無死から3番モランドが中堅前方に飛球を放った。中堅手の丸田湊斗外野手(3年=慶応)が前進するも、打球は台風11号による強風で左翼方向に大きく流された。遊撃手の小林隼翔内野手(3年=広陵)が外野方向を向いて打球を追い、左翼手の橋本航河外野手(3年=仙台育英)も前進。両者が打球を追ったところ、小林と橋本が激突した。打球も捕球できず記録は二塁打となった。激突の際に橋本の右肘が小林の顔面に当たり、小林は起き上がることができなかった。

馬淵史郎監督(67)とトレーナーがベンチから飛び出し、球場は騒然とした。治療の末、小林はプレーを続行。大きな拍手が送られた。

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