6日に初戦を迎える金足農に、非常事態発生だ。沖縄尚学戦を控える中、エース吉田大輝(たいき=3年)が、右太ももの違和感に見舞われていることが明らかに。開会式では元気に行進する姿が見られたが、佐藤晃真主将(3年)は「疲労とかで良い状態とは言えない」と説明。「投げるとは思いますが、先発するかはわかりません。あとは今日(5日)と明日(6日)の状況を見てだと思います」と話した。
吉田は、18年夏の甲子園大会準優勝に導いたオリックス吉田輝星投手(24)の弟。チームは秋田大会で全5試合を3失点と、堅実な守備が売りだ。吉田以外にも、斎藤、佐藤凌と同大会無失点の左腕2枚が控える。佐藤晃は「投手中心というところは変わりません。ピッチャーが不調の時は野手がカバーして、お互いにカバーし合いながら戦いたいです」と意気込んだ。
「万全な吉田を登板させる」。これがチームの合言葉になった。エースの不調に士気が下がるどころか、一体感が増した。「日数がたてば状態は良くなっていくと思うので、何としても勝ち上がりたい」。7年ぶりの白星スタートで、この危機を乗り越える。【木村有優】

