今夏の甲子園に出場した北海が、札幌旭丘に7回コールド勝ちで、春夏に続き秋季制覇へ順当なスタートを切った。先発した新主将の小野悠真投手(2年)は6回4安打無失点。直球を主体にカーブ、スライダーを駆使し、2回無死一塁は併殺、4回1死二塁も捕邪飛、左飛に打ち取った。「まとまりがなくて、流れを持ってくる投球ができず悔しいです。どの球も狙った所に投げられなかった」。粘りの投球だったが、本人に笑顔はなかった。
東海大熊本星翔に7-10で敗れた夏甲子園では2番手で登板。敗退後、新チームの主将に任命された。「チームのことを考えながら投げるようになった。伝統あるチームの主将を任された責任を感じる」。平川敦監督(54)も「経験値が高い。おとなしいタイプですが、やってくれると思う」と期待している。
聖地マウンドで積んだ貴重な経験を糧に、テイクバックを小さくして踏み込みをインステップから真っすぐへと投球フォームを変更した。「今日は感覚が良くなかった。全道までに完全にしていきたい」。2年ぶり秋優勝とセンバツ出場を目指し、新主将のもと王者は成長を続けていく。

