第98回選抜高校野球大会(19日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が6日、大阪市内で行われ、初戦から好カードがめじろ押しになった。大会第2日の20日には、開催中のWBCに日本代表として参加中の菊池雄星投手(34)と大谷翔平投手(31)の母校花巻東(岩手)と、岡本和真内野手(29)の母校智弁学園(奈良)の対戦が決定。開幕試合は15年ぶりに甲子園に戻る帝京(東京)と昨夏甲子園王者の沖縄尚学が戦い、第4日の22日には昨秋明治神宮大会決勝の再戦、神戸国際大付(兵庫)と九州国際大付(福岡)も組まれた。決勝は31日の予定だ。

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花巻東との対戦は“侍対決”になった。WBCに出場中の侍ジャパンの数は「1-2で負けてますけど」と苦笑いした小坂将商監督(48)。だが、センバツの初戦勝利は譲らない。

エース杉本真滉(まひろ、3年)がカギになる。昨秋近畿大会決勝の敗戦に落ち込み、閉会式で副将の務めを果たそうとしなかった姿勢を監督にとがめられた。「みんなで準優勝したんやから、お前1人でやっているんじゃないんだ」と叱られ、泣いた。そこから変わった。16年のエース村上頌樹(阪神)も、前年秋の近畿大会敗退後の態度を監督に注意された。心技体で成長し、センバツ初制覇の原動力になった。現エースにも変化を期待し、強敵との初戦に送り出す。

「(WBCは)岡本、応援します。大谷君も応援します。躍動する姿を見たら後輩も頑張りますよね。よっしゃって」と小坂監督。10年ぶりの旗奪回への挑戦が始まる。【堀まどか】

◆花巻東対智弁学園 両校は23年夏の3回戦で対戦し、花巻東が5-2で勝っている。花巻東は3番佐々木麟太郎と4番北條慎治が3安打、5番千葉柚樹が4安打を放ち、中軸3人だけで10安打をマークした。

【センバツ】開幕戦は帝京ー沖縄尚学 2連覇狙う横浜は神村学園 組み合わせ抽選会/詳細