<高校野球岩手大会:盛岡大付2-0盛岡三>◇23日◇準決勝◇岩手県営野球場

 今秋ドラフト候補右腕の盛岡大付・松本裕樹(3年)が1安打完封で、2年ぶりの甲子園へ王手をかけた。

 スライダー、カーブ、フォークなど6種類の変化球を操りながら10奪三振。最終回に自己最速に1キロ迫る149キロのストレートを計測するなど、最後まで集中力が途切れなかった。松本は「今日は絶対負けられないと試合に入った。自分が思っているよりいいピッチングができた」と満足げ。24日の決勝花巻東戦に向けて「絶対勝って甲子園に行きたい。今日のような投球をしていきたい」と意気込んだ。