<全国高校野球選手権:近江8-0鳴門>◇16日◇2回戦

 独特の青いユニホーム、近江(滋賀)が鳴門(徳島)に快勝した。

 2回表、出場校の中でトップのチーム打率4割9分1厘を誇る猛打が爆発。打者一巡で一挙5得点を奪った。3安打2打点の活躍だった植田海内野手(3年)は「練習でやってきたことが、今日はできました」と笑顔が弾けた。

 エース小川良憲(2年)はランナーを背負いながらも、自己最速の145キロをマークするなど粘りの投球。鳴門の“うずしお打線”を抑え、完封した。「低めにボールが集まったのが良かった。でも、2アウトからヒット打たれたので、そこが反省」。

 01年の夏準優勝を超える「全国制覇」を目標に、次の1勝を目指す。