<全国高校野球選手権:高崎健康福祉大高崎8-3山形中央>◇21日◇3回戦

 高崎健康福祉大高崎(群馬)が山形中央を破り夏の甲子園初めての8強入りを決めた。

 自慢の機動力がこの日もフル回転。12安打に7盗塁を絡め8点を奪った。プロ注目の脇本直人外野手(3年)は2本の適時打を放ち5打点、盗塁も1つ決めた。

 高崎健康福祉大高崎はこの日の7盗塁で3戦計22盗塁。大会記録は1921年、和歌山中の29盗塁(4試合)で記録更新の可能性も。

 青柳博文監督は「うちらしい野球ができました」と満足そう。22日の準々決勝の相手は大阪桐蔭に決まった。「一枚上。日本最高峰の野球部にどこまで通用するか楽しみです」と話した。