<高校野球埼玉大会>◇9日◇開会式

 埼玉大会の開会式が9日、さいたま市内の大宮公園野球場で行われ、出場159校が参加した。熊谷商の主将野辺倫主将(3年)が「継続は力なりと胸を張って、練習の成果をチームの力として発揮します。泥にまみれ、練習で追い続けた白球を大会でも追い続けることを誓います」と、さわやかに選手宣誓を行った。

 上田清司埼玉県知事の祝辞の間には、整列していた川越西の山本泰豪投手(1年)が貧血で倒れるハプニングが発生。「急に視界が狭まって、気付いたら列の後ろに運ばれていた。貧血なんで初めて」と本人も驚いた様子だった。