<高校野球埼玉大会>◇24日◇準々決勝

 ノーシードから勝ち上がってきた西武台があと1点に泣いた。17安打で10点を挙げたが、10-11で敗れて準々決勝で姿を消した。初回と2回に4点ずつ失い、試合の主導権を失った。9回に4連打で1点差まで迫ったが、8番渡辺充捕手(3年)が三振に倒れて試合終了。整列後、ベンチに戻ると全身のけいれんを起こし救急車で運ばれた。高橋奏主将(3年)は「(渡辺は)みんな悪い、と言って倒れた。頑張り屋なんで、つらいのを見せずにいつも通り盛り上げてくれた」と、感謝した。