<高校野球埼玉大会>◇11日◇2回戦

 川越初雁の元パイレーツ桑田真澄氏の甥(おい)・沢本進吾内野手(3年)の夏が終わった。5番一塁手で先発したが3打数無安打1三振で、川越西に10-3の7回コールド負けを喫した。桑田氏の長男、桜美林(西東京)の真樹外野手(3年)とは良きライバル。「真樹と一緒にホームラン5本を狙います。(甲子園で)戦えたら戦いたい」と意気込んでいたが、夢はかなわなかった。宮内誠弘監督(57)は「投手の踏ん張りがきかなかった。軸になる選手がいなかった」と力なく話した。