東都リーグの中大が12日、八王子市の同大学グラウンドで始動した。

 主将で米・ニュージャージー州生まれの松田進内野手(3年=国学院久我山)は身長187センチの大型遊撃手として今秋のドラフト候補に挙がる。「間合いの取り方を変えて、打撃が良くなりました。個人的には打率を残したいですが、まずはチームの優勝が第一です」と巨人亀井らを擁した04年以来の優勝を誓った。エース左腕で「ソフトバンク和田2世」村川翔太投手(3年=浜田)は最速144キロの直球とチェンジアップを武器にする。「春5勝が目標。任された試合は全部勝つつもりでいきたい」。投打の軸はともに気合十分だ。