ヤクルトのルイス・ペレス投手(31)がローテの谷間となる7日の阪神戦(甲子園)で先発デビューすることが4日、分かった。

 成瀬やデイビーズらの先発陣が2軍調整中。本職の中継ぎだけでなく、先発もこなす万能タイプのペレスに白羽の矢が立ったようだ。今季はこれまで中継ぎとして10試合に登板。防御率は7・59だが、多彩な変化球と140キロ台後半の速球が魅力の左腕だ。昨秋に行われた世界大会「プレミア12」では、ドミニカ共和国の代表として出場。韓国戦に先発し、6回無失点と好投した実績もある。不調な先発の穴を埋める働きをしたい。