阪神藤浪晋太郎投手(22)が、9回を137球、5安打1失点の快投で7勝目(11敗)を挙げた。

 8回まで散発4安打と、強力広島打線につけいる隙を与えず。完封を狙った9回に同学年の広島鈴木に本塁打を浴び1失点したが、今季自身2度目の完投勝利。今季、試合前まで6試合で0勝4敗と苦杯をなめ続けた相手に、最終試合でリベンジを果たした。

 藤浪はお立ち台で「カープに今年勝ててなかったんで、なんとか最後勝てて良かったですけど、それ以上に自分のピッチングができたのが良かったかなと思います」と笑顔を見せた。