セ、パ両リーグの理事会が7日、都内で開かれ、米大リーグで今季導入された併殺阻止の危険なスライディングを禁止するルールについて、来季からの実施を見据え、春季キャンプ前の来年1月に12球団の担当者に説明会を開くことを決めた。

 大リーグでのルール変更を受け、日本でも来年1月に開かれるプロ、アマ合同の規則委員会で公認野球規則が改定される。主に二塁上での走者と野手の激しい接触を避けるためのもので、大リーグでは危険なスライディングと判断された場合、走者と打者の両方がアウトとなる。セ・リーグ杵渕和秀統括は「適用する方向で、キャンプまでに周知徹底する手順を確認しました。具体的に、こういうプレーだとランナーもバッターも両方アウトになりますよとか、そこはまだです」と説明した。