社会人野球のJR東日本が4日、新年の練習をスタートした。楽天、ソフトバンクのスカウトが視察に訪れる中、最速152キロを誇る今秋ドラフト1位候補の田嶋大樹投手(20=佐野日大)は、ランニングを中心に汗を流した。「ドラフト解禁の年なので、実感がわいてきた。もう一回り、二回り大きくなって、プロに行ければいいです」と意気込んだ。

 野手のドラフト候補では、チームで中軸として期待される丸子達也内野手(23=早大)が打率3割以上、2ケタ本塁打を目標に掲げた。「今年はチームを引っ張っていけるくらい、頑張りたいです」と気合の表情。内野から捕手への再転向を視野に入れる渡辺和哉(23=専大)は「去年1年、結果を残せなかったので、今年こそはという気持ちです」と話した。