広島塹江敦哉投手(19)が13日、紅白戦に登板し2回無失点と結果を残した。18日に行われる初の対外試合オリックス戦(清武)の先発へ大きなアピールとなった。

 紅軍2番手として登板した左腕は、3回1死から西川龍馬内野手(22)を外角直球で見逃し三振に奪い、2死一、二塁となっても、アレハンドロ・メヒア内野手(23)を落ち着いて投手ゴロに打ち取った。4回は1死から安打を許すも、後続をいずれもフライアウトで2イニングを32球で投げ切った。

 「自分の売りの真っすぐを主体にして、まずはしっかり打者と勝負できるように入って、それができたのは良かった。昨年は走者が出てから慌てていたけど、今回はなく、打者に集中して投げることができたので良かったと思います」。改良したチェンジアップも2球試すなど収穫の多い登板となった。