11年ぶり出場の東海大九州(九州地区南部)が初戦で涙をのんだ。

 昨年は熊本地震の影響で本大会の予選を出場辞退。出られなかった上級生の分まで精いっぱい戦ったが、惜しくも敗れた。

 4番として3安打2打点の猪口雄大内野手(3年=東海大熊本星翔)は「春の出場については先輩たちの思いもあったから、本当に悔しいという気持ちしかない。自分たちは被災者だけど、地震のことを理由にしたくなかった。そういう気持ちでやってきたと言ってもいいぐらいです」と言った。