ソフトバンク嘉弥真慎也投手(27)が鮮やかな大谷斬りを見せた。

 3点リードの6回、1死二、三塁で代打大谷が告げられると、先発東浜に代わって2番手でマウンドへ。

 左のサイドハンドから外へ逃げるスライダーと、内角への直球で攻め、フルカウントから外角高めスライダーで左飛に打ち取った。「よかったです。オーラあった。けっこう打たれているんで。(フルカウントからの8球目は)四球でもよかったが逆にスライダーが高く行ってよかった」と笑顔で振り返った。

 これで6月13日に1軍復帰後11試合無失点と抜群の安定感で、新たな左キラーが勝利へ大きく貢献している。