阪神中谷が1点リードの7回に代打で登場、貴重な追加点となる10号ソロを放った。前日22日は勝負どころで送りバントに失敗したが、引きずらずに結果を残した。金本知憲監督のコメント。

 「昨日の借りを返した。落ち込んだままではなく、前向きな気持ち、挽回する気持ちがあって、実際に挽回できたから。それは大事にしてほしい」と評価した。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -メッセが投打で活躍

 金本監督 投げる方は安心して見ていられた。今日は久々に良かったんじゃないかな。

 -球威も制球もよかった

 金本監督 梅野がうまく、緩急、カーブを生かして、内外も高低も使って、幅広いリードをしたんじゃないかな。バッターは絞りにくかったと思う。

 -中谷は2ケタ本塁打を記録

 金本監督 彼はもっと打てる力はあると思っている。

 -7回に梅野がスクイズ

 金本監督 あそこは打順が下位だから。8、9番だから、何とか梅野で1点。メッセ(がアウト)で、2アウトの得点圏ではなかなかね。ツヨシがちょっと疲れているから。ツヨシの状態を見て。一発で決めてくれて、さすがバント名人だ。

 -ロジャースを4番で起用

 金本監督 いろいろ流れがあって、特に理由はないが、孝介も休みを作ってあげないと。右(投手)が続いて、3連戦、3連戦で無理してもらったけど、もうちょっといいパフォーマンスが出るような状態を、こっちが作ってあげないと。もっと生きる選手だから、休みさえしっかり取れば。