オリックスのドラフト1位、山岡泰輔投手(21)が12球団のルーキー一番乗りで完封勝利を挙げた。強打の西武に9安打を許しながら自己最多140球の熱投だった。2桁奪三振、無四死球での新人完封は14年ロッテ石川以来、史上5人目という快挙となった。

 山岡がプロ初完封で6勝目。新人の完封勝利は両リーグを通じて今季初めてで、オリックス新人の完封は06年8月3日平野以来、11年ぶりになる。この日の山岡は10三振を奪い、与えた四死球が0。新人が2桁奪三振で無四死球完封は14年10月1日石川(ロッテ)以来となり、ドラフト制後(66年以降)は5人目。オリックスの新人としてはドラフト制以前を含め、球団史上初の快挙だ。