慶大が東大との両チーム2ケタ得点の乱打戦を制し、勝ち点を奪った。

 1点ビハインドの3回2死一、三塁から、ドラフト候補の4番岩見雅紀外野手(4年=比叡山)が逆転の3ラン。大学通算12本目のアーチで、元巨人の石井浩郎(早大)らに並ぶ歴代12位に浮上した。4回にも適時打を放ち、2安打4打点の活躍でチームの勝利に貢献。「1戦目に負けたのも自分の責任。絶対に打ってやろうと思った」と殊勲の一打に安堵(あんど)した。