法大が投打に慶大を寄せ付けなかった。

 1回、4番の中山翔太一塁手(3年=履正社)に3ランが飛びだし、流れをつかんだ。5回に3点、6回には2点。計13安打と慶大投手陣を次々と打ち込み、一方的な展開に。

 投げてはエースの菅野秀哉投手(3年=小高工)が7安打されながら本塁を踏ませなかった。

 青木久典監督(44)は「中山がよく打ってくれました。菅野も明大戦ではふがいない投球をしたが、今日みたいな投球ができるんだから。ボール自体がよかった」と投打の主役をたたえた。