ロッテが逆転勝ちで、2連勝とした。

 1-2の9回に、楽天松井裕を攻略した。先頭の代打清田が二塁打。2死となったが、田村が四球。続く高浜も9球粘り、四球。塁が埋まってから、大嶺翔太内野手(26)が左中間に走者一掃の3点適時二塁打を放ち、逆転した。さらに、加藤も左前適時打で続き、この回4点を奪った。

 大嶺翔は「良い投手なので、三振してもいいと思って初球からドンドン振りました。チェンジアップが来ると思って、狙って打ちました」と話した。

 負ければ、6年ぶり最下位が確定するところだった。9回2死の土壇場でうっちゃり、伊東監督は「4月から、粘っとけ」と冗談めかした。「(大嶺翔は)昨日、今日と良い仕事をした。ビハインドからの逆転。言うことないでしょう」と喜んでいた。