ソフトバンクは3日、育成3年目の柿木映二投手(20)に来季契約を更新しないことを通告した。柿木は14年育成ドラフト5位で入団。柳川出身で筑後市のファーム施設には実家も近く、ご当地選手として期待されていた。

 この日、スーツ姿の柿木は左足を引きずりながら球団事務所へ。9月末の3軍戦に登板したときに左膝を疲労骨折した。「ボコッと音がしました。1~2カ月は何もできない。でも、野球は続けたいですね」と話した。

 小学生時代からヤフオクドームへ観戦に来る鷹党だった。「リハビリ時に小学生の時から好きだった川崎さんと話すこともできた。とても優しい方だった。ホークスに入って、いろんな経験ができました」と、感謝の言葉を口にした。