10月末に右肘を手術したロッテ根元俊一内野手(34)が2日、順調な回復具合を見せた。

 千葉・鴨川で秋季キャンプに参加している。昨年までは、リハビリ組みは浦和に残っていた。新任の井口監督の意向もあり、今年は一部ベテランをのぞく全選手が参加している。

 根元は全体アップには加わらず、ジョグの後、体幹トレーニングなどで汗を流した。「まだ重りはつけられないので、自重でやっています。どっちにしろ、この時期にはトレーニングをやっている。じわっと鍛えられてます」。周囲は猛練習の毎日だが、焦りはない。「こっちにいれば、集中して治療できるし、新体制になって、どういう感じなのかも分かる。5日の紅白戦も、しっかり見ます」と、表情は明るかった。