プロ野球の西武の内野手などとして活躍した片平晋作(かたひら・しんさく)氏が22日午前9時58分、膵臓(すいぞう)がんのため亡くなった。68歳だった。西武球団が発表した。

 ◆片平晋作(かたひら・しんさく)1949年(昭24)8月5日、大阪府生まれ。上宮から東農大を経て1971年ドラフト4位で南海に入団。王貞治氏と似た1本足打法で活躍し79年には自身初めて規定打席に到達し、リーグ5位となる打率3割2分9厘、80年には21本塁打をマークした。82年に西武にトレード移籍。同年、翌83年の連続日本一に貢献した。87年に大洋にトレード移籍し89年に引退した。プロ18年間で1503試合に出場し1181安打、打率2割7分4厘、176本塁打、601打点。引退後、90年から西武で打撃コーチ、2軍監督、編成部長など歴任した。13年からは女子プロ野球リーグでアストライアの監督や、同リーグの特命コーチを務めた。