ソフトバンク内川聖一内野手(35)が、プロ野球史上51人目の通算2000安打を達成した。

 内川の父一寛さんも涙した。残り4安打と迫った2日のロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)から球場に駆けつけ、内川の弟洋平さんとともに全試合をスタンドで見守った。前日8日の大宮ではカッパを着用し、雨に打たれながらその時を待った。歓喜の瞬間には、一寛さんの目に光るものが浮かんでいた。「聖一らしいヒットで感動しました。若いときから苦労してきて、やっと花開いた」と心から感激していた。